私たちはかつて兵庫県南部に暮らしていました。
いつしか「食べ物を生産する」という事に興味を抱くようになり
ついには1995年に北海道は遠軽町白滝に移住いたしました。
小さな土地と古い空家を借りて
10羽から始めた養鶏も、今では1000羽近くの鶏を
手づくりの鶏舎で飼育するまでになりました。
平岡農園の自家配合飼料
当農園では国産穀物を中心として、合成添加物や着色料、
ホルモン剤や抗生物質などの薬剤を含まない材料で飼料を配合し、
安心してお召し上がりいただける玉子の生産に努めています。
北海道産規格外小麦 | 常呂産ホタテ貝殻 |
北海道産とうもろこし | 黒松内産貝化石(天然ミネラル) |
北海道産生米ぬか | アイルランド産海藻粉末 |
紋別産魚粉(酸化防止剤無添加) | 白滝産木炭粉末 |
冬季を除き、この材料を発酵させて与えます。有用微生物の宝庫です。
その他にもかぼちゃやじゃがいもなど、地域の大地の恵みも最大限に活かしています。
夏期は牧草などの青草を、冬季は農薬、化学肥料を使わない
自家栽培のデントコーンサイレージ、かぼちゃのサイレージも与えています。
黄身の色は市販のものより淡く、味もスッキリしていると思います。
収穫後に直接農薬が使用されている輸入とうもろこしや、
黄身の色を濃くするための着色料など
余計な添加物を一切使用していないからで、
これこそが安全、安心の証しなのです。
鶏の年齢、気候などの条件によって玉子の質が左右されることもあり、
大きさも、殻や黄身の色もひとつひとつ違います。
でも本来の玉子ってこういうものだったのではないでしょうか?
季節の移り変わりや鶏の成長によって表情を変える
昔ながらの玉子をお楽しみ頂ければと思います!
食は、私たちの命を維持するだけでなく、
健全な人間性をも育み、そしてそれは健康な社会を実現するために
必要不可欠なものであると思います。
私どもの営みが、食を考えるきっかけになり
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。